プランスクリプトは、展開プロセスやキャプチャープロセスの不可欠な部分を形成します。これらは、パーソナライゼーション(展開)プロセスまたは一般化(キャプチャー)プロセスを実行するために使用されるguestfish
スクリプトです。タイプが [展開]のプランスクリプトは、展開の実行に使用されます。タイプが [キャプチャー]のプランスクリプトは、キャプチャーの実行に使用されます。展開タイプのプランスクリプトにはカスタム属性
が含まれます。カスタム属性は、サーバー固有の構成情報を提供するために使用されます。デフォルトでは、カスタム属性は、文字列
型であり、ビルドプランのアーティファクトで後から変更できます。
プランスクリプトを作成する際は特定の規則に従う必要があります。その 1 つが、カスタム属性を指定する@
構文です。ESXi ホストのホスト名と SSH サーバー設定をカスタマイズするための例を以下に示します。カスタム属性名
:カスタム属性値
@
#!/usr/bin/guestfish -f #set the host name for the server esxcli system hostname set -H "@HostName:DEFAULT #set the SSH server flag esxcli network firewall ruleset set --ruleset-id "@SSH_SERVER:DISABLE@" --enabled yes
パーソナライゼーションプロセス中に、ビルドプランで使用できるすべてのプランスクリプトが結合され、カスタム属性が指定した値に置き換えられます。その後、結合されたスクリプトがguestfish
環境で実行されます。
詳細情報
http://libguestfs.org/guestfish.1.html |