カスタム属性の構文とルール
構文
プランスクリプトでのカスタム属性の構文は、@customattribute_name@
です。デフォルト値のカスタム属性は、@customattribute_name:customattribute_value@
として指定できます。
ESXiホストのホスト名とSSHサーバー設定をカスタマイズするための例を以下に示します。
#!/usr/bin/guestfish -f
#set the host name for the server
esxcli system hostname set -H "@HostName:DEFAULT
#set the SSH server flag
esxcli network firewall ruleset set --ruleset-id
"@SSH_SERVER:DISABLE@" --enabled yes
ルール
プランスクリプトの実行前に、カスタム属性は、サーバープロファイルで指定された値またはデフォルト値に置き換えられます。このアクションは、属性拡張と呼ばれます。
カスタム属性名にはスペースまたは特殊文字は使用できない。数字、下線、およびダッシュは使用できる。
カスタム属性のデフォルト値には
@
文字は使用できない。隣接するカスタム属性は@ca1@@ca2@
の形式で使用できる。プランスクリプトに
@
文字を含めるには、@@
を使用する。カスタム属性値には特殊文字またはスペースを使用できる。そのため、プランスクリプトの
guestfish
またはbash
コマンドで使用する場合、カスタム属性は単一引用符または二重引用符で囲む必要がある。プランスクリプトで指定されたカスタム属性のデフォルト値には
@
文字は使用できない。メールアドレスなどの@
文字を含むデフォルト値は、OSビルドプランまたは展開プランにデフォルト値として配置できる。カスタム属性のデフォルト値はブランクのままにすることができる。カスタム属性値内の他のカスタム属性への参照はサポートされていない。
NICカスタム属性はデフォルト値を持つことができない。