イメージストリーマーからのOSボリュームを使用できないため、コンピュートモジュールがPXEブートモードで待機する

症状

ダウンタイムの後、コンピュートモジュールが電源オンになるがPXEブートモードで待機する。

原因
ダウンタイムの後にエンクロージャーの電源を入れると、コンピュートモジュールはすぐに電源オンになるが、イメージストリーマーアプライアンスが起動するまでに15分から20分かかる。この間、HPE iLOはブートシーケンスにOSボリュームを追加しません。イメージストリーマーの準備ができる前にコンピュートモジュールを起動しようとすると、起動が失敗するか、コンピュートモジュールがPXEブートモードで待機します。
注記:

この問題を避けるには、イメージストリーマーの電源がオンになった後、30分待ってからコンピュートモジュールを起動します。

アクション
  1. 以下の手順のいずれかまたはすべてを使用して、イメージストリーマーアプライアンスが使用可能かどうかを特定します。
    1. HPE OneView画面のサーバー > サーバープロファイルページに移動します。この画面に、OSボリュームを非可用性に関するアラートが表示されます。アラートがクリアされるまで待ちます。
    2. HPE OneViewユーザーインターフェイスのアプライアンス > OS展開サーバー画面で、OS展開サーバーの状態接続済みと表示されているかどうかを確認します。
    3. イメージストリーマーのユーザーインターフェイスの展開アプライアンス画面にイメージストリーマーアプライアンスの詳細が表示されているかどうかを確認します。
    4. 新しいOSボリュームと拡張されたゴールデンイメージの使用可能なストレージ容量がボリュームバーに表示されるかどうかを確認します。ボリュームバーは、イメージストリーマーのユーザーインターフェイスの展開アプライアンス画面に表示されます。
    5. イメージストリーマーのユーザーインターフェイスのOSボリュームページに移動します。OSボリュームページに、OSボリュームの可用性に関するアラートが表示されます。アラートがクリアされるまで待ちます。
    6. ブートシーケンス中にUnable to read storage system detailsというアラートが表示されているかどうかを確認します。アラートがクリアされるまで待ちます。
  2. HPE OneViewのユーザーインターフェイスを使用して、コンピュートモジュールを再起動します。