セットアップの概要
HPE ProLiant ML10 Gen9サーバー用
開始する前に
- 安全、環境、および規定に関する情報については、『サーバー、ストレージ、電源、ネットワーク、およびラック製品の安全と準拠に関する情報』(Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト)を参照してください。
- サーバーのユーザーガイドで説明される設置場所の詳細要件に従って、要件を満たす設置場所を選定してください。
- サーバーの梱包箱を開梱して、サーバーの取り付けに必要な装置とドキュメントが同梱されていることを確認してください。
- オペレーティングシステムのサポートの確認 - ProLiantサーバーでサポートされるオペレーティングシステムについて詳しくは、オペレーティングシステムサポートマトリックス(英語)を参照してください。
プリインストールについて詳しくは、『HPE ProLiant ML10 Gen9サーバーユーザーガイド』を参照してください。
コンポーネントの説明
フロントパネルのコンポーネント
番号 |
説明 |
---|---|
1 |
メディアベイ |
2 |
USB 2.0コネクター |
3 |
ハードディスクドライブベイ |
4 |
ドライブケージ |
5 |
周囲温度センサー |
フロントパネルのLEDとボタン
番号 |
説明 |
ステータス |
---|---|---|
1 |
電源ボタンおよびシステム電源LED |
緑色で点灯 = システムに電源が入っています。 オレンジ色で点灯 = システムはスタンバイ状態です。 消灯 = 電源が供給されていません。* |
2 |
ヘルスLED |
緑色で点灯 = 正常 オレンジ色で点灯 = 温度警告 オレンジ色で点滅 = 重大な温度問題が発生しています。† 赤色で点灯 = CPU障害が発生しています。† 赤色で点滅 = システム障害が発生しています。† 消灯 = システムの電源が切れています。 |
*電源が供給されていない、電源コードが接続されていない、電源装置が搭載されていない、電源装置が故障している、または電源ボタンケーブルが外れています。
†システムがシャットダウンされます。
リアパネルのコンポーネント
番号 |
説明 |
1 |
電源装置 |
2 |
Kensingtonセキュリティスロット |
3 |
スロット1 PCIe3 x8(8、4、1)* |
4 |
スロット2 PCIe3 x16(16、8、4、1)* |
5 |
スロット3 PCIe3 x4(4、1)* |
6 |
スロット4 PCIe3 x4(4、1)* |
7 |
NICコネクター |
8 |
USB 3.0コネクター |
9 |
ディスプレイポート |
*拡張スロットの仕様について詳しくは、『HPE ProLiant ML10 Gen9サーバーユーザーガイド』を参照してください。
リアパネルのLEDとボタン
番号 |
説明 |
ステータス |
---|---|---|
1 |
電源装置LED |
緑色で点灯 = 以下に示す、1つまたは複数の状態が発生しています。 正常 電源装置がスタンバイモードに入っている。 消灯 = 以下に示す1つまたは複数の状態が発生している可能性があります。 電源が入っていない。 電源装置に障害が発生している。 |
2 |
NIC動作LED |
緑色で点滅 = 100 MB/秒でネットワークが動作しています。 オレンジ色で点滅 = 1 GB/秒でネットワークが動作しています。 |
3 |
NICリンクLED |
緑色で点灯 = 接続されています。 消灯 = リンクされていません。 |
ハードウェアオプションを取り付ける
ハードウェアオプションを取り付けてから、サーバーを初期設定してください。オプションの取り付けについては、オプションに付属のドキュメントを参照してください。サーバー固有の情報について詳しくは、『HPE ProLiant ML10 Gen9サーバーユーザーガイド』を参照してください。
タワー型サーバーをセットアップする
タワー型サーバーをセットアップする場合は、この項の手順に従ってください。
- サーバーを平らで安定した作業台に置きます。
- 周辺装置をサーバーに接続します。
警告:感電、火災または装置の損傷を防止するために、電話または電気通信用のコネクターをRJ-45コネクターに接続しないようにしてください。
- 電源コードをサーバーの背面に接続します。
- 電源コードをAC電源に接続します。
警告:感電や装置の損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。
- 電源コードのアース付きプラグを無効にしないでください。アース付きプラグは安全上重要な機能です。
- 電源コードは、いつでも簡単に手の届くところにあるアース付きコンセントに接続してください。
- 装置の電源を切る場合は、電源コードを電源装置から抜き取ってください。
- 電源コードは、踏みつけられたり、上や横に物が置かれて圧迫されることがないように配線してください。プラグ、電源コンセント、サーバーと電源コードの接続部には、特に注意してください。
ケーブルと電源コードを接続する
- ネットワークケーブルを接続します。
- 電源コードを電源装置に接続します。
警告:感電や装置の損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。
- 電源コードのアース付きプラグを無効にしないでください。アース付きプラグは安全上重要な機能です。
- 電源コードは、いつでも簡単に手の届くところにあるアース付きコンセントに接続してください。
- 装置の電源を切る場合は、電源コードを電源装置から抜き取ってください。
- 電源コードは、踏みつけられたり、上や横に物が置かれて圧迫されることがないように配線してください。プラグ、電源コンセント、サーバーと電源コードの接続部には、特に注意してください。
電源を投入してブートオプションを選択する
このサーバーは、デフォルトではUEFIモードで動作します。UEFIモードで稼働しているサーバーでは、ブートコントローラーおよびブート順序が自動的に設定されます。
- 電源ボタンを押します。
- 最初の起動中に、次の手順を実行します。
- サーバー構成ROMのデフォルト設定を変更するには、BIOSセットアップユーティリティの起動を促すテキスト[Press DEL to run Setup]が表示されたときに、キーボードの[Delete]または[ESC]キーを押します。BIOSセットアップユーティリティは、英語でのみ利用できます。
- [Boot settings]画面に進んでブート順序を変更し、[Save & Exit]画面でデフォルトのブート順序の設定をオーバーライドします。
システムソフトウェアをインストールする
サーバーを正しく動作させるには、サポートされているオペレーティングシステムをインストールする必要があります。サポートされていないオペレーティングシステムを実行しようとすると、重大で予期しない結果になる可能性があります。オペレーティングシステムサポートの最新情報については、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト(英語)を参照してください。
オペレーティングシステムをサーバーにインストールするには、オプティカルディスクまたはUSBメディアにインストールメディアを作成します。オプティカルドライブをUSBで接続されたオプティカルドライブ(ユーザー指定)に挿入するか、USBデバイスを挿入し、サーバーを再起動します。
サーバーを初めてご利用になる前に、インストールされているソフトウェアまたはコンポーネントで古いバージョンが必要な場合を除き、最新のドライバー、ファームウェア、およびシステムソフトウェアがインストールされていることを確認します。個々のドライバー、ファームウェア、またはその他のシステムソフトウェアを、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイトからダウンロードします。
サーバーの登録
より迅速なサービスとより効果的なサポートを受けるには、Hewlett Packard Enterprise製品登録Webサイトで製品を登録してください。
追加情報
詳しくは、Hewlett Packard Enterprise Information LibraryでProLiant ML10 Gen9サーバーのドキュメントを参照してください。
安全、環境、および規定に関する情報については、『サーバー、ストレージ、電源、ネットワーク、およびラック製品の安全と準拠に関する情報』(Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト)を参照してください。
部品番号:833838-192
2016年3月
第2版