セットアップの概要

HPE ProLiant DL560 Gen9サーバー用

HPE ProLiant DL380 Gen9サーバー

開始する前に

プリインストールについて詳しくは、『HPE ProLiant DL560 Gen9サーバーユーザーガイド』を参照してください。

コンポーネントの説明

フロントパネルのコンポーネント

フロントパネルのコンポーネント

番号

説明

1

ベイ1 - オプションのハードディスクドライブまたはユニバーサルメディアベイ

2

ベイ2 - オプションのハードディスクドライブベイ

3

ベイ3 - 固定8 SFF(2.5型)ドライブベイ

4

フロントUSB 3.0コネクター

5

シリアルラベルプルタブ

フロントパネルのLEDとボタン

フロントパネルのLEDとボタン

番号

説明

ステータス

1

電源ボタンおよびシステム電源LED

緑色で点灯 = システムに電源が入っています。

緑色で点滅(毎秒1回) = 電源投入シーケンスを実行中です。

オレンジ色で点灯 = システムはスタンバイ状態です。

消灯 = 電源が供給されていません。**

2

ヘルスLED*

緑色で点灯 = 正常

オレンジ色で点滅 = システムの機能が劣化しています。

赤色で点滅(毎秒1回) = システムはクリティカルな状態です。

赤色で点滅(毎秒4回) = 電源の障害です。*

3

NICステータスLED

緑色で点灯 = ネットワークにリンクされています。

緑色で点滅(毎秒1回) = ネットワークが動作しています。

消灯 = ネットワークが動作していません。

4

UIDボタン/LED

青色で点灯 = 動作しています。

青色で点滅(毎秒1回) = リモート管理またはファームウェアアップグレードを実行中です。

消灯 = 動作していません。

* 劣化またはクリティカル状態のコンポーネントを識別するには、Systems Insight Display LEDを確認し、iLO/BIOSログをチェックし、サーバーのトラブルシューティングガイドを参照してください。

**電源が供給されていない、電源コードが接続されていない、電源装置が搭載されていない、電源装置が故障している、または電源ボタンケーブルが外れています。

リアパネルのコンポーネント

リアパネルのコンポーネント

番号

説明

1

PCIeスロット1~3(上部から下部)

2

PCIeスロット4~6(上部から下部)

3

PCIeスロット7

4

電源装置1電源コネクター

5

電源装置2電源コネクター

6

シリアルコネクター

7

iLOコネクター

8

VGAコネクター

9

USB 2.0コネクター(2)

10

USB 3.0コネクター(2)

11

FlexibleLOMポート(図:4×1 Gb/オプション:2×10 Gb)、右側のポート1

ハードウェアオプションを取り付ける

ハードウェアオプションを取り付ける

ハードウェアオプションを取り付けてから、サーバーを初期設定してください。オプションの取り付けについては、オプションに付属のドキュメントを参照してください。サーバー固有の情報については、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイトに掲載されているサーバーのユーザーガイドを参照してください。

サーバーをラックに取り付ける

サーバーをラックに取り付ける

サーバーを設置する前に、以下の警告と注意をよく読んでください。

警告:感電や装置の損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。

  • 電源コードのアース付きプラグを無効にしないでください。アース付きプラグは安全上重要な機能です。
  • 電源コードは、いつでも簡単に手の届くところにあるアース付きコンセントに接続してください。
  • 装置の電源を切る場合は、電源コードを電源装置から抜き取ってください。
  • 電源コードは、踏みつけられたり、上や横に物が置かれて圧迫されることがないように配線してください。プラグ、電源コンセント、サーバーと電源コードの接続部には、特に注意してください。

 

警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷めてから手を触れてください。

注意:アクセスパネルを開けたまま、または取り外したまま長時間サーバーを動作させないでください。この状態でサーバーを動作させると、通気が正しく行われず、冷却機構が正常に動作しなくなるため、高温によって装置が損傷する可能性があります。

サーバーとケーブルマネジメントアームをラックに取り付けます。詳しくは、2Uクイックデプロイレールシステムに同梱のインストール手順を参照してください。

ケーブルと電源コードを接続する

  1. iLOマネジメントケーブルを接続します。

    iLOマネジメントケーブルを接続する

  2. ネットワークケーブルを接続します。

    ネットワークケーブルを接続する

  3. 電源コードを電源装置に接続します。

    電源コードを接続する

    警告:感電や装置の損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。

    • 電源コードのアース付きプラグを無効にしないでください。アース付きプラグは安全上重要な機能です。
    • 電源コードは、いつでも簡単に手の届くところにあるアース付きコンセントに接続してください。
    • 装置の電源を切る場合は、電源コードを電源装置から抜き取ってください。
    • 電源コードは、踏みつけられたり、上や横に物が置かれて圧迫されることがないように配線してください。プラグ、電源コンセント、サーバーと電源コードの接続部には、特に注意してください。

     

システムのケーブル接続について詳しくは、『HPE ProLiant DL560 Gen9サーバーユーザーガイド』を参照してください。

電源を投入してブートオプションを選択する

  1. Ethernetケーブルを接続します。
  2. 電源ボタンを押します。
  3. 最初の起動中に、次の手順を実行します。
    • サーバーの構成ROMのデフォルト設定を変更するには、起動シーケンスの途中でメッセージが表示されたら、F9キーを押してHPE UEFIシステムユーティリティにアクセスします。デフォルトでは、UEFIシステムユーティリティは英語で起動します。
    • サーバーの構成を変更する必要がなく、システムソフトウェアをインストールする準備ができている場合は、F10キーを押してIntelligent Provisioningにアクセスします。

      注:HPE Smartアレイコントローラーがシステムに追加または内蔵されている場合は、コントローラーは取り付けられているドライブのサイズと台数に応じてデフォルトのRAID構成になります。コントローラーのデフォルト設定の変更について詳しくは、Hewlett Packard Enterprise Webサイトのドキュメントを参照してください。

自動構成について詳しくは、Hewlett Packard Enterprise Webサイトの『HPE ProLiant Gen9サーバー用UEFIシステムユーティリティユーザーガイド』を参照してください。

システムソフトウェアをインストールする

ProLiantサーバーには、プロビジョニングメディアは同梱されていません。システムソフトウェアおよびファームウェアを管理し、インストールするために必要なものは、すべてサーバーにプリロードされています。

サーバーを正しく動作させるには、サポートされているオペレーティングシステムをインストールする必要があります。サポートされていないオペレーティングシステムを実行しようとすると、重大で予期しない結果になる可能性があります。オペレーティングシステムサポートの最新情報については、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト(英語)を参照してください。

ProLiant Gen9サーバーのUEFI要件に従わないと、オペレーティングシステムのインストールエラー、ブートメディアの認識失敗、他のブート障害が発生する可能性があります。これらの要件について詳しくは、『HPE UEFI要件』(Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト)を参照してください。

サーバーにオペレーティングシステムをインストールするには、次のいずれかの方法を使用してください。

  • Intelligent Provisioning—単一サーバーの展開、更新、プロビジョニングを行うための機能です。

    (ローカルまたはリモートで)Intelligent Provisioningを使用してサーバーにオペレーティングシステムをインストールするには、以下の手順に従ってください。

    1. サーバーのネットワークコネクターとネットワークジャックをEthernetケーブルで接続します。
    2. 電源ボタンを押します。
    3. サーバーのPOST実行中に、F10キーを押します。
    4. Intelligent Provisioningの初期[環境設定、アクティベーション]部分を完了します。
    5. [ホーム]画面で、[構成とインストール]をクリックします。
    6. インストールを終了するには、画面のメッセージに従ってください。ファームウェアおよびシステムソフトウェアを更新するには、インターネット接続が必要です。
  • Insight Controlサーバープロビジョニング—マルチサーバーリモートOS展開では、Insight Controlサーバープロビジョニングを自動化ソリューションとして使用します。詳しくは、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイトにあるInsight Controlのドキュメントを参照してください。

追加のシステムソフトウェアおよびファームウェアアップデートについては、Hewlett Packard EnterpriseのWebサイトからService Pack for ProLiant(SPP)をダウンロードしてください。インストールされているソフトウェアまたはコンポーネントで古いバージョンが必要な場合を除き、サーバーを最初に使用する前に、ソフトウェアとファームウェアを更新しておく必要があります。

サーバーの登録

より迅速なサービスとより効果的なサポートを受けるには、Hewlett Packard Enterprise製品登録Webサイトで製品を登録してください。

追加情報

詳しくは、Hewlett Packard Enterprise Information LibraryにあるHPE ProLiant DL560 Gen9のドキュメントを参照してください。

安全、環境、および規定に関する情報については、『サーバー、ストレージ、電源、ネットワーク、およびラック製品の安全と準拠に関する情報』(Hewlett Packard EnterpriseのWebサイト)を参照してください。

部品番号:796438-193
2018年5月
第4版